君と初めましての再会

4話 解ける3分のびる1分

料理ではないと言う者がいる。
私はこれが料理でも良いと思うのだけれど…。

そんなことを頭の片隅でこのタイミングでよく考える。
ポットで沸騰したお湯をカップ麺の中に流し込む姿をまじまじと見る。
自分でやろうと思ったのだけれど、先ほど言われたことを思い出して、あまり触らないために口を挟まなかった。

コポコポという耳ざわりの良い音が視界の動きと共に鳴る。
2人分泉生さんが入れてくれると、ピッという機械音がなり、3分のタイマーがスタートした。

それぞれお湯が入ったカップ麺を手にダイニングへ行き、椅子に座った。

タイマーを机の真ん中に置き、自分達の前にはお箸とカップ麺を配置する。
準備は完了だ。
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