君と初めましての再会

10話 ただいまとお帰り

こっち…過去に来て、泉生さんに出合って3週間が経過した。
泉生さんと過ごせるのもあと2週間と迫ってきたけれど、ぎくしゃくしていたのは理事長室から帰ったあの日に無くなった。
泉生さんにも「寂しいは無くなったの?」って、茶化されるくらいには本調子だ。

明日からは学校が始まる。
帰省ラッシュが終わり、寮生が増え、新学期が始まるのだ。
「い、泉生さん、これで良いでしょうか?」
「ん~どれど…」

私は新しい制服を身に纏い。
着方を間違えていないか泉生さんに見てもらっているところである。
あまりに恥ずかしいけれど、間違っていて悪目立ちもしたくないので致し方ない。
そう思って部屋から出てきてみたのだけれど…
泉生さんが私を見てすぐに硬直してしまった。

そ、そんなに似合ってない?それとも、どこか着方を間違えているとか…。
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