玉座取りゲームを開始しよう
(僕が女王となってこの国を守る……)
国王を説得するため、女王体制の国の情報もできる限り調べた。レイよりも自分が王という座に相応わしいことを証明しなくてはならない。
一歩ずつ国王の寝室に近付いていく。その度に緊張が胸に走っていった。その時である。
「安心しろ。国王の座はお前しか継げん」
部屋から聞こえたその声に、エレンの足がピタリと止まった。ドクドクと心臓の鼓動が早まる。部屋から聞こえた国王の声は、病気で弱っているように聞こえなかった。むしろ、どこか生き生きとしている様子だった。
エレンは慎重に寝室まで近付く。そして部屋のドアをほんの少しだけ開けた。ベッドが見える。そのベッドに国王が腰掛け、ワインを飲んでいた。その前にはレイがいて、国王と共にワインを楽しんでいる。
(お父様、元気そうだ。どういうこと?病気じゃなかったの?)
エレンの頭が混乱していく。エレンが扉の前にいるとも知らず、国王とレイは話し続けていた。
国王を説得するため、女王体制の国の情報もできる限り調べた。レイよりも自分が王という座に相応わしいことを証明しなくてはならない。
一歩ずつ国王の寝室に近付いていく。その度に緊張が胸に走っていった。その時である。
「安心しろ。国王の座はお前しか継げん」
部屋から聞こえたその声に、エレンの足がピタリと止まった。ドクドクと心臓の鼓動が早まる。部屋から聞こえた国王の声は、病気で弱っているように聞こえなかった。むしろ、どこか生き生きとしている様子だった。
エレンは慎重に寝室まで近付く。そして部屋のドアをほんの少しだけ開けた。ベッドが見える。そのベッドに国王が腰掛け、ワインを飲んでいた。その前にはレイがいて、国王と共にワインを楽しんでいる。
(お父様、元気そうだ。どういうこと?病気じゃなかったの?)
エレンの頭が混乱していく。エレンが扉の前にいるとも知らず、国王とレイは話し続けていた。