御堂先生は溺愛中
「席つけー。」
古賀の声に、結奈は「また後でね!」と言って自分の席に戻って行った。
そういえば結奈の進路とか聞いたことなかったなあ。
きっと結奈のことだから、ここに行ってこれを学びたいっていう強い意志があるんだろうな。
私以外のみんなは、こういうことがしたいってもう明確に決まってるのかな。
……みんなすごいなあ。
それに引き換え私は、佐野先生に決めてもらったようなもんだし…
まだ高校2年生なのに、
来年の自分がどうなっているのかもわからないのに、ずっと先の未来のことを考えなきゃいけないなんて、プレッシャーだ。
なんて思うのは私だけなのかな。
そんなことを思いながら朝礼の時間を過ごした。