御堂先生は溺愛中

「それ、どこ情報?」



「え?だって、今年始まってから異動するんじゃないかって噂になってたし、先生は否定しないし…。」



そんな凛の言葉に御堂は呆れ笑いを浮かべた。




「あのね、今年の頭なんてまだ異動するかどうかどの先生も知らされてないし、異動するにしてもしないにしても、学校との決まりで明言することができなかったんだ。」



「そう、だったんですね…。」







「だけど、大野さんには特別に教えてあげるね。俺は来年もまたここで働くよ。」







「…え?」






凛は御堂の言葉に嬉しいよりもまず先に呆気にとられた。






……っていうか異動する前提で勇気出したのに!?



今の告白の時間なんだったの!?!?







「だから来年もよろしくね。」






まあ、先生が異動するって噂が流れなかったら、気持ちを伝えようってならなかったと思うし、結果オーライなのかな?





凛はそう考えて「はい。」と照れ笑いを浮かべながら答えた。






これから描かれるであろう2人の未来に胸を弾ませながら。






つづく。

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