君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。
その後二人とも食べ終わってお会計が終わり、お店を出た。



「仁君、今日はありがとうっ。本当に楽しかった」


「こちらこそ。来てくれてありがと」



……こうやって仁君はいつも、言ってくれる。


優しくて温かい言葉で、なんも話さなかった私に何も言わない。


ポロ……。



「篠宮さんっ?!」



いつの間にか私の目からは涙がこぼれていた。



「ご、ごめんっ、あのっ、私っ……」



うまく言葉が出なくて涙が止まらない。


あっちのベンチに座ろう、と仁君が言ってくれてそこまで歩いた。



なんで泣いてるんだろう、私。


仁君に対しての申し訳なさ?碧君とのこと?仁君の優しさに感動して?


分からない、自分の気持ちが。
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