君の甘い独占欲に今日も私は溺れちゃいます。
あ、うん!と陽菜が明るく答えると碧君は一瞬私と酒井君を見た後私の方に足を運んだ。


近づいてくる。な、なにっ?!



「音羽。来て」



碧君はそういうと私の手首を掴んで今いるところの反対側に歩き始めた。


なん、え?!どうしよう、陽菜はっ?


後ろを振り向くと陽菜は酒井君とコソコソと何かを話している。


置いて行っちゃっても、大丈夫なのかな。


そう不安になりつつもどんどん陽菜の姿が見えなくなっていき諦めて碧君に身を任せた。


ある程度進んで周りに誰もいないところで碧君は足を止めた。



「あ、あの、碧君…?」


「…ごめん、無理に引っ張って。
 昨日、坂本となんかあっただろ」
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