きっと、夏のこと

イベント最後は、それぞれのグループの演奏だった。


Group1は最初の発表だった。


今にもうわずりそうな声が喉をかすめる。





「がんばろうね」


まっきーの声に少し安心する。




昨日よりも少し感情のわかるようになった歌詞に向き合った。




演奏が終わって席にもどる。


「よかったよ~なんか大人に見えたわ」


なんて冗談ぽく笑う彼女だって、少し震えた声をしていた。


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