放置され令嬢と無口な氷の侯爵&雪だるま。『す』の続きが言えるまで
秋の領地
花や名前のわからない銀の穂が生える草原にいるフィーネ。
雪の精霊にお願いして夏と秋の領地の境界まで来た。
見渡せば所々、炎が上がっている。
何本も柱が見える。秋の領地にそんなものはあっただろうかと思うフィーネ。
「……あれは?」
「氷の柱だね」
雪の精霊がそう答えるのでフィーネは喜ぶ。
「クローヴィス様はまだ生きているのね!」
「苦戦してるみたいだけど」
「もう少し近づいてみる?」
「フィーネ、浮かれている場合じゃないよ」
雪の精霊を連れたフィーネが歩くと周りの温度が下がり、草花が凍る。
「どうするのフィーネ?」
「このまま秋の領地を一時的に冬にするのよ」
「本当に?!」
「火竜は寒いのに弱いでしょ? 気温を下げれば逃げてくかもよ?」
得意気に笑うフィーネ。
「じゃあ、雪を降らせるね!」
秋空がどんどん曇っていき、雪が降ってくる。
雪の精霊にお願いして夏と秋の領地の境界まで来た。
見渡せば所々、炎が上がっている。
何本も柱が見える。秋の領地にそんなものはあっただろうかと思うフィーネ。
「……あれは?」
「氷の柱だね」
雪の精霊がそう答えるのでフィーネは喜ぶ。
「クローヴィス様はまだ生きているのね!」
「苦戦してるみたいだけど」
「もう少し近づいてみる?」
「フィーネ、浮かれている場合じゃないよ」
雪の精霊を連れたフィーネが歩くと周りの温度が下がり、草花が凍る。
「どうするのフィーネ?」
「このまま秋の領地を一時的に冬にするのよ」
「本当に?!」
「火竜は寒いのに弱いでしょ? 気温を下げれば逃げてくかもよ?」
得意気に笑うフィーネ。
「じゃあ、雪を降らせるね!」
秋空がどんどん曇っていき、雪が降ってくる。