放置され令嬢と無口な氷の侯爵&雪だるま。『す』の続きが言えるまで

おまけ小話

「クローヴィス様、婚姻条件に当てはまる女性見つけてきました!」

アンディスが部屋に入ってきて大声で言う。
その場にいた皆が祝福モードだ。

「伯爵令嬢で家柄も良く、雪の精霊の祝福があって――」

クローヴィスは真顔で聞いている。


「十五歳の女性です!」


「まだ子供、手を出したら犯罪じゃないか!」

アンディスの肩を掴んで揺らすクローヴィス。

「えーと、もう一人は七九歳の未亡人です」
「どっちも却下だ!アンディス」
「1回で良いので会ってみてはいかがでしょう?」
「いや、俺は彼女が成人するまで会わない」
「そちらには会うのですね」
「やかましい」

そうして婚約するもフィーネが三年放置されるという状況が発生するのであった。
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