イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「綾香さんが待ってるだろうから、そろそろお家の中へ入ろっか」

玄関の扉を開け、二人で一緒に家の中へと入った。

「ママ、ただいま…」

「おかえり。一誠くんとのデートはどうだった?」

帰ってきて早々、デートのことを問うママは微妙に空気が読めていない。

「楽しかったよ。綾香さん、こんばんは…」

「こんばんは。相変わらず可愛いゆりなちゃん」

綾香さんはよく私のことを褒めてくれる。綾香さんこそ年齢を感じさせない美人ママで。悟のママであることを忘れそうになるほどの美貌である。

「綾香さんこそ、いつもお綺麗です」

「あら…嬉しい。ゆりなちゃんが悟の彼女になってくれたら嬉しいんだけどね」

綾香さんは知らないのであろう。悟が私に告白したことを…。

「俺もそうなったら嬉しいって思ってるよ。今、告白して返事待ちなんで」

悟は堂々とママ達の前で、告白したことを宣言した。
するとママ達は黄色い感性を上げた。

「いつの間にそんなことに…。やるじゃない、悟」

綾香さんが悟を褒めると、悟は嬉しそうにしていた。
いつもクールな悟が、年相応のあどけなさを見せた。そんな悟を見て、私は可愛いと思った。

「まだ気が早いかもしれないけれど、私はゆりなちゃんが悟と結婚して、私の義理の娘になる未来を楽しみにしてるのよ」

綾香さんは嬉しそうにそう語ってくれた。想像してしまった。綾香さんが義理のお母さんになる未来を…。
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