イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「益々、お嫁さんに欲しくなったわ。もう悟には勿体ないから、私のお嫁さんにどう?」

「ちょっと母さん…!それだけは絶対に譲れない」

悟が止めに入った。私のこととなると、いつもクールな悟が熱くなる。

「冗談に決まってるでしょ。全くゆりなちゃんのことになると、人が変わるんだから」

「当たり前だろう。それぐらいゆりなのことが好きなんだよ…」

顔を真っ赤にさせながら、悟はそう言ってくれた。
そんな悟を見て、私の方が顔が真っ赤になった。

「青春ね。良いわね。そんな頃に戻りたいわ」

綾香さんに煽られて、更に二人して顔が真っ赤になった。

「綾香、その辺にしてあげなさい。それにそろそろ遅い時間だから帰らないとじゃない?」

ママが居た堪れないこの空気を変えるために、話題を転換してくれた。

「あら、もうこんな時間…。長居してごめんね」

「大丈夫よ。またいつでも遊びに来て」

綾香さんが帰り支度を始めた。それを見て、悟もソワソワし始めた。
< 104 / 139 >

この作品をシェア

pagetop