イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「…美味しかった。ご馳走様でした」

私の食べっぷりに、里沙は引いていた。

「ゆりな、食べるの早くない?」

「お腹が空いてたからつい…。気がついたら食べ終わってて、自分でもびっくり」

恥ずかしい…。女の子なのに、がっついて食べてしまって…。
まだ里沙はクレープを食べている最中だ。女の子らしい振る舞いに、さすが彼氏がいる女の子は違うなと思った。

「確かにここのクレープ、美味しいよね。生地はもっちりしていて柔らかいし、生クリームも甘すぎなくて程良い甘さだし。人気店なのが分かる美味しさだわ…」

里沙はちゃんと味わってクレープを食べているので、味の感想を詳細に語ってくれた。
一方がっついて食べてしまった私は、味が美味しかったことくらいしか覚えていなかった。

「分かる…。まさに里沙の言う通りだよ」

里沙に話を合わせておいた。この場を上手に乗り切るために…。

「またこのお店に来ようね。受験生とはいえども、たまに息抜きは必要だからね」

確かに息抜きは必要だ。仲良しの友達とならより…。

「そうだね。またこのお店に来ようね」
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