イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「女の子に恨まれて、刺されても知らないからね」

「大丈夫。最初に伝えてるから。俺は付き合う気はない。セフレならいいよって」

悟はクズだ。自分がイケメンなのを自覚した上で、堂々と遊んでいる。
私は悟にセフレが複数人いることにショックを受けていた。それでも悟のことを嫌いにはなれなかった。
でもきっと女の子達の気持ちは違う。悟のことを好きな子が多いはず…。

「それでも心配だよ。中には悟のことを好きな女の子もいるかもしれないよ?」

「それはないな。俺と関係を持つ子は皆、同類の子だけだから。お互いに合意の上で遊んでるんだよ」

同類の子…。私とは真逆だ。きっと私は悟のセフレにすらなれない。
彼女にもなれない上に、セフレにもなれない。自分が惨めすぎて、泣きそうになった。

「へぇー、そうなんだ…」

「ひかるはどうなの?彼氏がいたことはあるの?」

悟が私に興味を持ってくれている。それだけで嬉しかった。

「いたことないよ。私、モテないもん」

「そんなことないだろう。ひかるは可愛いもん」

悟が私を可愛いと言った。その瞬間、私の顔は一気に真っ赤になった。
< 143 / 171 >

この作品をシェア

pagetop