イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「ありがとう。裕樹がいないと、私…もう無理……」

「俺もだよ。ひかるがいないと無理だもん」

裕樹だけだ。私を必要としてくれる人は…。

「裕樹、お願い…、私を抱いて……」

甘い視線を裕樹に向ける。すると裕樹は私の視線に応えてくれた。
そのままお互いに数十秒間見つめ合い、徐々にお互いの顔が近づいた。
唇が触れ合い、何度もキスを重ねたら、それがお互いに情事の合図だと受け取り、身体を重ねた。

「私ね、裕樹とするのが一番、心も身体も落ち着くの」

情事を終えた後、余韻に浸っている中で、自分の本音を裕樹にぶつけてみた。
どんなに色んな相手と身体を重ねても、裕樹以上に心の隙間を埋めてくれる人はいなかった。

「俺の気持ちがひかるに届いているのかもね。もっとひかるの心の奥深くに届くといいな…」

いつか悟を忘れて、裕樹の手を取る日が訪れるのだろうか。まだそんな未来が想像できない。
色んな男性に抱かれても、寂しさは消えない。それどころか悟への想いは募る一方だ。
< 157 / 171 >

この作品をシェア

pagetop