イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「はい…」

『ゆりな、迎えに来たよ。支度は大丈夫?』

こちらの準備が終わっているかどうか、一誠は確認を取ってくれた。
さすが一誠…。気遣いができる優しさを持ち合わせている。

「大丈夫だよ。今、そっちへ行くね。待ってて」

『分かった。待ってるな』

一誠が待っているので、荷物を持って家を出ることにした。

「それじゃママ、行ってくるね」

「行ってらっしゃい。気をつけてね」

靴を履いて、荷物を持ち、玄関の扉を開けて、一誠の元へと駆けつけた。

「一誠、おはよう。迎えに来てくれてありがとう」

扉を開けたら、一誠が玄関の前で待っていてくれた。

「ゆりな、おはよう。迎えにくるのは当然だよ。ゆりなを一人で歩かせて、家まで来させるわけにはいかないからな」

そういえば昔から迎えに来てくれている。それは悟も同様で。今思えばずっと特別扱いされていたんだなと実感した。

「ゆりな、乗って」

助手席のドアを開けてくれた。いつも車のドアを先に開けてくれる。

「ありがとう。お邪魔します…」

私が乗ると、ドアを閉めてくれた。ドアを閉めたら、一誠が運転席に乗った。隣に一誠が居ると思うと、途端に意識してしまい、緊張感が増した。

「今から悟を迎えに行くから、悟ん家に寄るな。その後、食材を買いにスーパーへ向かう感じなんで…」

先に道中の行き先を伝えてくれた。先に私に伝えることで、私を安心させるためであろう。

「一誠が運転手だから、一誠のプランで大丈夫だよ。道中の運転をよろしくお願いします…」

「お任せあれ。安全運転で向かいますので、ご安心を…」

一誠の運転は乗り心地が良く、安全運転なので、何も心配することはない。
寧ろ何回か車に乗らせてもらっているので、もう一誠の運転に慣れている。
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