イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「あんたって本当に狡猾な男だな……」

「失敬な。好きな子相手に手加減しなくなっただけ。でも相手の嫌がることはしたくないけどね」

一誠は強引なことはしない。あくまで選択肢を私に委ねてくれる。

「それじゃ俺も遠慮しないから…」

今度は悟が私の頬にキスをした。先程、一誠がした方とは反対の頬に…。

「あんたがそのつもりなら、俺も我慢しない。もちろん、ゆりなの嫌がることはしないって約束する」

二人から頬にキスをされ、私の心のキャパをオーバーした。

「二人共、私の嫌がることをしないって誓ってくれたのは嬉しいけど、頬にキスされるのも結構ハードルが高いです…。なので、できるだけ接触は控えて欲しいです……」

頬とはいえども、キスはまだ早いと思う。付き合ってもいないのだから、ちゃんとお付き合いしてから触れ合いたい。

「ごめん。気をつける…」

先に頬にキスをした一誠が謝罪した。先陣切って悟を煽ったことに責任を感じているのであろう。

「俺もごめん。ちゃんとゆりなに確認を取ってからするべきだったな」

二人共、反省しているみたいなので、頬にキスをしたことは許してあげることにした。

「一誠、一旦、私から離れて。今日は鍋パーティーだよね?こういう接触は禁止。楽しく皆でパーティーがしたい。それでいいよね?」

有無を言わせないために、畳み掛けるかのように二人に理詰めで問い詰めた。
すると一誠は私から離れてくれた。そして二人は何も言えなくなり、「はい。そうします…」とだけ答えた。
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