イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「ゆりなも観たいって思ってんだな。学校でも友達と観たいねって話しててさ、ちょうどいいタイミングだし、どうかな?と思って。あんたも映画でいいか?」

「いいよ。俺もちょうど観たいって思ってたし、三人で一緒に観に行くの、懐かしいな…」

一誠も同じことを考えていたみたいだ。やっぱり幼なじみだな、としみじみ思った。

「懐かしいよな。すげー楽しみ」

悟も一誠も懐かしさに想いを馳せつつ、一緒に映画を観に行くことを楽しみにしてくれているみたいだ。

「楽しみだね。詳しい日程はまた後日決める感じだね」

「そうだな。ひとまず、映画を観に行くことは決定で」

目的が決まれば、あとは日程を決めるだけなので楽だ。今すぐに決められないことは後日、ゆっくり決めればいい。

「夕飯が出来上がったから、食べようぜ」

お喋りに混ざりながらも、ちゃんと夕飯を作ってくれていた。
さすが一誠。手際の良さから、普段から自炊をしている様子が窺えた。

「わぁ…、良い匂い。一誠、ありがとう。夕飯を作ってくれて…」

「お客様を招き入れているのに、何ももてなさないわけにはいかないからね。今からそっちに運ぶから待ってて…」

何もせずとも夕飯が出てくる。まるでここは実家のように感じた。

「俺も手伝うよ。あんたにやってもらってばかりだから…」

悟が席を立ち、一誠の元へと駆けつけた。心が入れ替わってからの悟は、振る舞いまで大人に変わった。

「悟、ありがとう。それじゃテーブルまでお皿を運んでくれると助かる」

「分かった。運んでいいお皿はあるか?」

「これはもう装い終わってるから、運んでもらえると助かる」

「了解。このお皿を運ぶな」

料理が装われたお皿を手に取り、テーブルまで運んだら再びキッチンへと戻った。
悟は最後まで積極的に手伝いをこなした。私は二人の様子を静かに見守っていた。
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