イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「悟がいいなら俺も一緒に遊びたい。でもバイトがあるから、日程が合えば会えるかな」

一誠はお休みの日は基本、バイトをしていることが多いため、予定を合わせることが一番難しい。
私や悟はバイトをしていないのもあり、比較的予定を合わせやすいので、一誠の都合に合わせることができる。

「あんたのバイトの日程に合わせるから、あんたは日程に関しては気にしないでいいよ」

「それじゃ二人には申し訳ないけど、俺の日程に合わせてもらう形でよろしくお願いします」

一誠と悟と三人で遊びに行くのは小学生以来かもしれない。
中学生に入ってから三人でお出かけすることは一回もなかった。一誠とは二人でお出かけすることはあったが、悟とはなかったので、先日、二人で遊園地に行ったのが久しぶりのお出かけで。幼なじみ三人で一緒にお出かけすることが、私は嬉しかった。

「了解。あとで連絡する」

三人で遊ぶ約束を交わした。GWが待ち遠しく感じた。

「それでどこに遊びに行く?」

一誠が悟に問いかけた。今回、主導権を握っているのは悟なので、遊びに行く場所を決める権利は悟にある。

「毎年、GWに公開される某有名なアニメの映画があるから、その映画を観に行くのはどうだ?」

子供の頃から毎年、GW頃を目処に公開される人気アニメ作品の映画だ。今年も観に行きたいと思っていたので、誘ってもらえて有り難かった。

「いいね。観に行こうよ。私もちょうど観たいって思ってたの」

ここ数年は里沙と毎年、映画を観に行っていた。でも今年は里沙は景くんと観に行くに違いない。
一人で行こうかな…なんて思っていたので、まさか二人と一緒に観に行けるとは思ってもみなかった。
子供の頃は毎年、三家族で観に行っていた。ママ達も観に行きたいということもあり、三家族で観に行くのが当たり前になっていた。

しかし、中学生になってから家族ぐるみの付き合いは減っていき、三人で会うことは減った。それぞれ別の友達と遊ぶようになった。
まさか三人でまた一緒に映画を観に行けることになるなんて思ってもみなかったので、俄然、GWが楽しみになった。
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