イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「…今日は連絡してみる。その方が母さんも安心するかもしれないし」

悟はズボンのポケットからスマホを取り出し、綾香さんへ連絡を入れた。
素直に言われたことに従う悟を見て、本来の悟は素直な人間なのだと改めて思い出した。

「二人がちゃんと親に連絡をしたから、これで一安心することができたよ。ところで食後のコーヒーでも飲もうと思うんだけど、二人はいる?」

今から三人で長い夜を共に過ごす。そんな夜のお供にコーヒーを飲みながら過ごすなんて、素敵な夜の幕開けだ。

「はい!飲みたいです!」

興奮のあまり、意気込んで手を挙げた。すると二人は笑っていた。

「了解。悟はいるか?」

「俺も飲みたいから、俺の分もお願いします」

「了解。二人共、ちょっとだけ待っててくれ」

興奮して、勢い任せに発言し、忸怩たる思いだ。二人が何もないように接してくれていることが唯一の救いである。

「二人共、お待たせ。砂糖とミルクは個人の自由で入れてください」

ブラックのコーヒーを渡された。テーブルの上には砂糖とミルクが置いてある。
私はブラックでも飲めるのでこのままでも問題ないが、今日の気分はミルクを入れたかったので、ミルクだけもらった。

「悟、そんなに砂糖を入れて大丈夫か?」

悟はどうやらコーヒーにミルクと砂糖の両方を入れるみたいだ。

「俺は甘党なんだよ。苦いブラックコーヒーが苦手なんだ…」

意外だった。悟はブラックコーヒーが飲めるイメージがあった。

「そうなんだ。私はブラックコーヒーが結構好きかも…」

「ゆりな、ブラックが好きなんだ。女の子ってフラペチーノとかが好きなイメージがあるから、勝手に甘いドリンクが好きかと…」

フラペチーノや甘い飲み物は好きだが、同じくらいブラックコーヒーも好きである。
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