イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「二人共、おはよう。早いね…」

私も待ち合わせの時間より前に来ているので、人のことを言えないが、二人はもっと早い時間からここに来ていたということになる。

「ゆりな、おはよう。なんだか落ち着かなくて。待ち合わせ時間よりも早めに来ちゃった」

一誠が苦笑いを浮かべ、申し訳なさそうにそう言った。
どうやら一誠も落ち着かず、どうしたらいいのか分からないから、早めに家を出たみたいだ。

「おはよ。どうやら皆、同じみたいだな」

女の子とのデートに慣れている悟ですら、緊張しているみたいだ。

「そうみたいだね。早めに家を出てきてよかった…」

当初の予定通りに家を出ていたら、二人を待たせてしまっていた。
早めに行動しておいてよかった。二人をあまり待たせずに済んだことに安堵した。

「先に映画館に行って、座席の確保をしよっか」

早めに集合できたので、座先の確保も先にしておきたい。できるだけ良い席を確保するために…。

「座席のことなら、俺が先にネットで予約しておいたから大丈夫。映画を見る前にチケットを発券すればいいから」

さすが悟。先回りして行動してくれていたみたいだ。

「ありがとう、悟。それじゃ座席の方は大丈夫そうだね」

チケットを発券するだけでいいのなら、上映時間の少し前に映画館に行けばいい。
今、慌てて映画館に行く必要がなくなったので、時間が余った。

「時間あるし、少しだけぶらぶらしないか?」

集合時間より早めに着いてしまったため、少しだけ時間がある。
皆でぶらぶらするのは楽しそうだ。映画の上映時間も考えながら行動すれば問題ないであろう。

「せっかくだし、ぶらぶらしよっか」

映画を観るために、住宅街から都心までやってきた。駅ビルの中には地元にないお店もあるので、時間があれば地元では見られないお店に足を運びたい。
これはチャンスだ。二人にも見たいお店があるかもしれないが、皆で上手く好きなお店に回りたい。
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