イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「そんなのとっくに分かってるよ。俺だって二人のことが好きだから」

私達の想いがちゃんと悟に届いているのもあるが、悟も同じ気持ちだからこそより私達の気持ちが分かるんだと思う。

「お前は素直になると可愛いな。まさか悟が三人でプリクラを撮りたいなんて言うとは思ってもみなかったけどな」

「うるせー、いいだろう、別に。俺だって好きな人達と思い出を残したいって思うんだよ」

誰しもそう思うのが普通の感情で。悟が素直に自分の感情を認めて伝えてくれたことが、私達にとってはたまらなく嬉しかった。

「いいじゃん。俺だって思い出を残したいって思うもん」

「あんたもそう思うんだ。意外…」

「俺にはプリクラっていう発想がないだけで、写真は結構撮る方だぞ」

「それこそ意外だわ。どんな写真とか撮るんだ?」

「風景とか、カフェの写真とか」

「カフェに行くんだ。勉強しに…?」

「それもあるし、普通にコーヒーと甘いものが好きで。勉強と読書がてらよく行くんだよ。バイト先もカフェが好きだから選んだんだよね」

「へぇー、そうなんだ。カフェでバイトしてるんだ」

「大学の近くにお店があるからな。…ん?ちょっと待て。なんで住んでいる家は知ってるのに、バイト先は知らないんだよ」

どうやら悟は一誠の家を訪ねたことがあるみたいだ。仲悪いんだか良いんだか、二人の仲がよく分からない。

「家は母さんに聞いたから。バイトに関してはしてることすら知らなかった。あんたのことを意識しまくってたから、あんたに興味ないふりをしてたんだ」

悟が今まで一誠を意識していたのは知っていた。露骨に態度に出ていた。
きっと一誠も気づいていたはず。お互いに意識し合っていたのだから。
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