イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「悟って俺のこと、めちゃくちゃ意識してるんだな」

悟にとって、一誠は理想の男性像だ。ずっと理想像が目の前にいたら意識せずにはいられない。

「そりゃそうだろう。あんたは自分が思っている以上に、人としても、男としても、優秀なんだよ」

悟だけじゃなく、一誠の人柄は誰しも尊敬に値する素晴らしい人柄だ。
それは私も同じ気持ちで。一誠の傍にずっと居たからこそ、誰よりも一誠の人柄が優れていると知っている。

「そんなに褒められると照れるな…。ありがと」

一誠が照れながら、悟にお礼を告げた。褒められて嫌な気持ちになる人はいない。しかも大事な幼なじみからなら尚更。

「あんたにはなれないって分かってるし、俺は俺のままでいいと思ってる。それでもあんたにはいつまでも俺の憧れのままでいてほしい。押し付けがましいかもしれないけど、これが俺の紛れもない本音だ」

悟にとって、一誠は永遠の憧れの存在だ。そんな一誠だからこそ、これからもずっと憧れの存在のままでいてほしいのだと思う。

「悟にかっこいいって思ってもらえるように、これからも精進するよ。ありがとう、悟」

二人の間にあった蟠りは消え、友情が再び芽生え始めた。ずっと心の奥に灯していた熱い感情をぶつけ合いながら…。

「俺もあんたにがっかりされないように、俺なりにかっこよく頑張るわ」

悟も一誠に負けじと、自分なりのかっこよさを貫くことにしたみたいだ。

「二人共、今のままでも充分、かっこいいけどね」

幼なじみとしても、男性としても、私にとって二人はとてもかっこいい存在だ。
これ以上二人がかっこよくなったら、私の心臓が保ちそうにないので、今のままで充分だ。

「私の方こそ二人に置いていかれないように頑張らないと」

二人と違って、私は平凡な人間だ。二人のように華があるわけでもないし、成績だって至って普通だ。
だからこそ二人のように華があり、人を惹きつける魅力があることが羨ましくもあり、同時に自分の華やかさに押し潰されそうにならないか心配だ。

私は二人の幼なじみとして、二人を支えたい。堂々と二人の傍に居られるように、自分の魅力を磨いていきたい。
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