イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「私はまたこうして三人で遊べるようになって嬉しいし、二人がこれからもずっと仲良くしてくれたら嬉しいなって思ってるよ」

もう二度と二人が仲悪い姿を見たくない。できればこれからもずっと仲良しの幼なじみでいてほしいと切に願っている。

「だからさ、もう喧嘩しないでね。私と約束して」

二人に小指を差し出した。それぞれと指切りを交わした。

「ほら二人共、早くプリを撮りに行くよ!」

映画の時間のことも考えると、お昼の時間も確保しなくてはならないので、できるだけ早くゲームセンターに向かった方がいい。
そろそろ開店時間なので、私は二人の手を引き、足早に駅ビルのエントランス前へと向かった。
エントランス前に着くと、既に待っている人がちらほらいた。どうやら皆、考えは同じみたいだ。

「早めに移動しておいて正解だな。もう並んでいる人がいるとは思わなかった…」

「今日はGWだから、混むのを想定して早めに並ぶ人が多いんだよ。これでもまだマシな方だと思うけど」

悟の言う通り、まだマシな方だ。これからどんどん人が増えていくに違いない。

「確かにそうかもしれないな。ゆりな、早めに連れて来てくれてありがとうな」

一誠が私の頭を優しく撫でた。一誠の手の温もりに、私の心は高鳴り始めた。

「実は気になっているプリ機があって、その機種が超人気で、いつもなかなか撮れないんだよね。でも今日は早めに来たから、開店と同時に入店すればその機種で撮れるかなと思って、それで急いでたの」

大きな駅ビルにあるゲームセンターなので、他のゲームセンターにはない最新のプリクラの機種が設置されている。
そのため女の子の間では、この駅のゲームセンターは人気で。土日や祝日は長蛇の列が並ぶほど混んでいる。

「それならせっかくだし、ゆりなが撮りたい機種で撮ろうよ」

「いいね!そうしよう!」

二人ならそう言うんじゃないかなと、最初から予想していた。

「それじゃお言葉に甘えて、私の好きな機種で撮らせてもらうね」

お喋りをしながら待っていると、十時を迎えた。駅ビルのエントランスの扉が開いたので、お店の中へと入れるようになった。

「行こっか」

再び二人の手を引き、私は駅ビルの中へと入った。目的地のゲームセンターへと向かって。
エスカレーターで上の階へと登った。ゲームセンターは最上階の九階にある。
九階までエスカレーターで行くのは手間がかかるが、エレベーターはエレベーターで乗りたい人が多く、列に並んで待たないといけないため、その分エレベーターに乗るまでに時間がかかる。
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