イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
それならエスカレーターに乗って、九階まで向かった方が時間がかからないし、一々各階で乗り換えないといけない手間なんて大したことではない。
ちなみに私達が入ってきた駅ビルのエントランスの階は二階なので、九階までの道のりは長い。
でも三人で一緒に登れば、九階までなんてあっという間だ。

そう思いながら三人で一緒にエスカレーターで九階まで向かった。開店と共にエスカレーターに乗ったのもあり、多くの人がエスカレーターに乗っていた。
大きな駅ビルには人集りができるのは仕方がないが、久しぶりに訪れると人の多さに圧倒されてしまう。
電車のぎゅうぎゅう詰めに比べたらマシだが、地元に比べたら人が密集しているため、人が多く集まる場所は苦手だ。
でも今は二人が居るので大丈夫だ。安心して人集りの中に溶け込めた。

そうこうしているうちにあっという間に九階に着き、エスカレーターから降りたら目の前にゲームセンターがあった。
そのままゲームセンターに足を進め、プリクラへと一直線に向かった。開店と共に入店したので、まだゲームセンターに人はいなかった。
いつもなら行列に並んで撮らないといけない機種が、並ばずにプリクラを撮れることなんて早々ないので、私は完全に浮かれていた。

「二人共、早く撮ろ!」

二人の手を引いて、撮りたい機種の中に二人を連れ込んだ。
鞄の中から財布を取り出し、お金を投入した。すると、二人も慌ててズボンのポケットから財布を取り出した。

「俺も出すよ。はい…」

「俺の分も受け取って。ゆりな一人に出せるわけにはいかないから」

二人がお金を渡してくれた。私は素直に二人からもらったお金を受け取った。

「二人共、ありがとう。それじゃ三人で撮ろっか」

機械の音声案内に従いながら、三人で様々なポーズで何枚か撮影をした。
その中から数枚だけプリントする写真を選び、撮影を終えたので、落書きブースへと移動した。
落書きできるペンが二本しかないため、交代して落書きしなくてはならない。
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