イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
先陣切って、私が歩き始めた。遅れて二人が私の後に続いた。
次に行くお店は地元にもあるが、せっかくなので皆で一緒に行きたいと思った。

「ここって…」

某有名な低価格でお洋服が買えて、サイズや色が豊富なお店である。

「ここなら三人でゆっくり服を見ることができるな…って思って」

「確かに。このお店なら男女両方の服があるし、価格も低価格だし、お互いにリラックスしてお店の中を見ることができるな」

皆が気を張らずに過ごせるお店…って考えてみたら、このお店が思い浮かんだ。
あと、二人がどんな服が好きなのか気になった。だから一緒に買い物をしてみたいと思った。

「ちょうど俺、新作で欲しい服があったから助かる」

二人のため…なんて言っているが、実は私も新作で欲しい服があったので、自分のためでもある。

「悟も新作で欲しい服があったんだ。実は私も…」

「SNSで話題だったからな。女性の新作も可愛いなって思った」

悟は流行に敏感のようだ。SNSで新作の情報をチェックするほどに…。

「悟もSNSで見て知ってたんだ。そうなの!新作めっちゃ可愛くて…」

「常に見て、チャックしてるよ。流行りに置いていかれたくないからね」

さすが常にオシャレな悟。情報収集に抜かりない。

「分かるよその気持ち。できるだけ置いていかれたくないもんね」

「置いていかれたくない。ダサい服装だって思われたくないからな」

周りの目が気になるお年頃だ。友達にセンスがないと思われたくない。
だからこそ流行に敏感でいたいし、皆に置いていかれたくないという気持ちが強い。

「二人共、ちゃんと流行を追いかけてるんだな。俺は全く気にしていないから、二人のことを尊敬するよ」

流行に疎くても、問題なくやっていけるのが一誠の強みだ。

「あんたぐらいだと思うぞ。それで生きていけるの」

「そうか?案外、俺ぐらい疎い人も多いと思う」

「類は友を呼ぶって言葉通り、あんたの周りは真面目な奴が多いのかもな」

「言われてみればそうかもしれない。真面目な奴が多いかも」

「だからじゃねーの。周りの人間が必要最低限の身だしなみしか気にしていないから、オシャレとか流行に敏感じゃなくてもやっていけるんだよ」

「なるほど。悟とゆりなはそうじゃないってことか」

「俺はさておき、ゆりなは女の子だからだろ。女の子の世界は流行りとかオシャレに敏感じゃないと生きていけないんだよ」
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