イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「ゆりな、いよいよ俺達の番が回ってきたな…」

悟とお喋りしていたら、あっという間に列が進み、自分達の番が回ってきた。
ドキドキしながらジェットコースターに乗った。

ジェットコースターは最初、ゆっくり前進していき、途中で急加速し、急降下した。
そんなスリル満点なジェットコースターに、心も身体も解放され、日頃のストレスが発散されたような気がした。

「ジェットコースター、楽しかったね。次は何に乗る?」

あまりにも楽しすぎて、子供みたいにはしゃいでしまった。

「ごめん。はしゃぎすぎたよね…」

「そんなことないよ。はしゃいでるゆりな、可愛いよ」

今日の悟は変だ。いつもなら可愛いなんて言わないのに、甘い言葉を囁いてくる。

「…もう。揶揄わないでよ、恥ずかしいんだから」

「揶揄ってなんかないよ。本当に心の底からゆりなを可愛いと思ってるよ」

そんなことを言われてしまえば、私はより照れてしまう。

「それならいいけど、あんまりこういったことに免疫がないから、程々にお願いします…」

悟は慣れているのかもしれないが、私は免疫がないため、反応に戸惑ってしまう。
お手柔らかにしてもらわないと、最後まで心臓が保ちそうにない。

「良いこと聞いちゃったな。よりアプローチをかけて、アピールしていかないと」

どうやら逆効果だったようだ。火に油を注ぐとはこのことのようだ。
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