イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
だけどなんとなく二人に聞くことができなかった。聞いてはならない雰囲気を感じ取った。
物悲しい思い出に想いを馳せつつ、メリーゴーランドから去った。

「そろそろお昼休憩にしようか」

悟がそう言ったので、お昼休憩をするためにフードコートを訪れた。
ちなみにお昼ご飯はハンバーガーとポテトと飲み物を注文した。よくある遊園地で食べる定番メニューだ。
ファーストフードは値段もお手頃だし、注文したらすぐに提供されるのが利点だ。
遊園地で食べ物に時間を奪われるのは時間が惜しい。できれば時間を短縮したいと考えている人が多いはず。
それに高校生の私達にとって、値段がお手頃なのも大事で。お小遣いで賄える範囲内でなんとかしたいというのが本音だ。

「悟、チケット代を出してもらったから、ここは私に出させて」

先程のお礼も兼ねて、ここは私に出させてもらうことにした。

「分かった。ゆりなのお言葉に甘えて、ここは出してもらうことにするな。ありがと」

悟は不服そうな顔をしていた。きっと悟はここも出すつもりでいたのであろう。
お互いに学生同士なので、そんなにお金を持っていないはず。
それなのにも関わらず、なんでも奢ってもらうのはさすがに気が引ける。

「気にしないで。こういうのはお互い様だから」

なるべく悟とは貸し借りなしでいたい。大事な幼なじみであるからこそ余計に。
< 45 / 61 >

この作品をシェア

pagetop