イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「わざわざ告白したことを報告してくれてありがとう。俺も近々、ゆりなに想いを告げようと思っていたから、情報をもらえて助かったよ」

一言だけ言い残して、俺はその場を去った。これ以上この場にいたら、ボロが出てしまいそうだから。
悟には余裕だけを見せて、本当は内心焦っていた。俺だって負けていられない。
もう先々のことを考えて、告白から逃げるのはやめた。俺もゆりなに告白すると心に誓った。

ある意味、悟には感謝している。告白する勇気をもらえたから。
その勇気を無駄にしないためにも、週明け早々に決行しようと試みている。
ずっと温めてきたこの想いを、ついにゆりなに打ち明けるのかと思うと、ゆりながどんな反応を示すのか、考えただけでドキドキしてきた。

俺達の気持ちに全く気づいていない鈍感なゆりなのことだ。告白したらきっとゆりなは驚くであろう。
悟が告白した時も、きっとゆりなは驚いたに違いない。そんな姿が想像できる。
そういえば悟にどんなシチュエーションで告白したのか、聞くのを忘れた。できれば悟とシチュエーションが被りたくない。

どうやって告白しようかシチュエーションを考えながら、俺は自分の想いをいよいよゆりなに打ち明けるのかと思うと、ドキドキして眠れないのであった。
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