イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「俺としてはやっと言えたって感じだけどな。もう一人のライバルがいるから、内心ずっと焦ってた」

どうやら一誠は、悟の気持ちを知っていたみたいだ。何も知らなかったのは私だけみたいだ。

「向こうも同じことを思ってると思う。だからこそ、俺は遅れを取った分、今日どうしてもゆりなに想いを伝えたかった」

どうして悟が私に告白したことを、一誠が知っているのだろうか。まさか悟が自ら一誠に伝えたってこと…?

「一誠、知ってたんだ。悟が私に告白したことを…」

「知ってたよ。わざわざ悟が伝えに来たからな」

悟のメンタルが鋼すぎて。私には真似できそうにない。

「悟、すごいね。勇気あるわ…」

「勇気あるな。だから負けられないって思ったし、何も伝えないまま悟にゆりなのことを奪われるのだけは絶対に嫌だって思った」

ずっと想い続けてきたからこそ、お互いに絶対に譲れなくて。やっとの想いで伝えてくれたんだと思うと、胸の奥が熱くなった。
そして同時に一誠の想い人が別にいると勘違いして、ヤキモチを妬いていた自分が恥ずかしくなった。
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