イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
そりゃ私も本音を言えば、奢ってもらえるのは嬉しい。
でも大事な人だからこそ、無理せずにこれからも関係を続けていきたいと考えている。

「そうかな?私はただお互いに無理のない関係を続けていきたいって思ってるからだよ。少しでも長く関係を続けていきたいからね」

打算があるから、奢ってもらうことに抵抗があるだけで。私だって奢ってもらいたいと思っているので、他の女の子達と一緒だ。

「確かに…。男もお金には限度があるからな。特に俺達学生だとより」

誰だってそれぞれの懐事情がある。自分の出せる金額を越えてしまったら、お金を出すのが難しいのは当然である。

「そうだね。私はアルバイトをしていないからより厳しいよ…」

アイドルのアルバムやグッズを買いつつ、コスメやお洋服にもお金を捻出しなければならないため、金銭的に厳しい時が多い。
それでも他の子に比べたら、うちはお小遣いが多いので、アルバイトをしなくても大丈夫なぐらい余裕はある。
だけど来年になったら大学生になるので、私もアルバイトを始めたいと考えている。

「俺も高校生まではアルバイトをしてなかったから、厳しかったな。でもその分、親には感謝したけどな」

アルバイトをしなくてもいいくらい、満足するお小遣いをもらえているということが本当に親に感謝すべきことだ。

「うん。親には感謝しないとね…」

しみじみした気持ちになりながら、好きなお寿司のネタを選んだ。
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