イケメン幼なじみの2人に突然迫られて始まる三角関係(トライアングルラブ)
「また一緒に車で出かけような。どこか行きたい場所があったら教えてほしい」

一誠と行きたい場所…。今は何も考えられないので、ゆっくり考えてから一誠に連絡でもしようと思う。

「分かった。今度、連絡するね」

「うん。連絡待ってる」

あと数百メートル先に家が見える距離まで辿り着いてしまった。もうここで解散か…なんて思っていたら、自分ん家の玄関の前に人影が見えた。
ママには一誠とお出かけすることを伝えていたため、私の帰りを心配して待っている…なんてことはないはず。
一体、誰が待っているの?怖くて車から降りたくない…。

「ゆりなん家のまで待ってる奴は誰だ…?もしかして……」

一誠も人影に気づいたみたいだ。恐る恐る車を家の玄関の前まで近づけていく。

「やっぱり悟か。でもなんで悟がゆりなん家の玄関の前で待ってるんだ?」

車を家の前に停めて、一誠も一緒に車を降りる。

「おかえり。二人でどこに行ってたの?」

問い詰めてくる悟の顔が笑っていなくて。私は怖くて身体が震えた。
あまりの怖さに一誠の服の袖を掴み、一誠の後ろに隠れながら、悟の問いに答えることにしたのであった。
< 93 / 94 >

この作品をシェア

pagetop