【激辛ヒューマンドラマ】ぼくだけの聖母(マム)
第5話
時は、夜7時頃であった。
またところ変わって、東予港にて…
温大《はると》は、会社から出たあと家に帰らずに直接ここ(東予港)に来た。
温大《はると》は、夜10時前にここで海空《みく》と会う予定である。
温大《はると》は、待合室のとなりにある飲食店で定食を食べていた。
この日を境に温大《はると》は家で朝夕のごはんを食べなくなった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、温大《はると》の家の大広間にて…
テーブルの前にはじめ・あすな夫婦と亜衣子とあさやとののかが座っていた。
テーブルの上には、温大《はると》の好物であるハンバーグが置かれていた。
しかし、温大《はると》は食卓にいなかった。
友汰《ゆうた》は、お仕事上の関係で帰りが遅くなる…
京子は、高校の同窓会で帰りは遅くなる…
倫也《ともや》もまだ帰宅していなかった。
ことみは、荒れ果てた部屋の中に閉じこもっていた。
大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》は、まだ帰宅していなかった。
…で食卓にいなかった。
あすなは、ものすごく困った表情で言うた。
「温大《はると》は会社から出たあとどこへ行ったのかしら…きょうは温大《はると》の大好物のハンバーグを作ったのに…」
はじめは、怒った声であすなに言うた。
「おい!!やめろ!!」
あすなは、怒った声ではじめに言うた。
「あなた!!」
「なんぞぉ!!」
「あなたはそれでも子を持つ父親なの!?」
「あすな!!友汰《ゆうた》と温大《はると》と亜衣子《あいこ》と大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》をいつまで子供あつかいするのだ!!」
「年齢がいくつであっても、5人はアタシの子どもたちよ!!」
「オラオドレ!!5人をいつまでおりに閉じ込めておく気だ!?」
「人聞きの悪いことを言わないでよ!!」
「だまれ!!この家の家長はオレだ!!オドレは家長の言うことに従え!!」
「なんなのよあんたは!!」
「だまれ!!テイシュにたてつくな!!テイシュの言うことを聞け!!」
この時、あさやとののかが怒った声で『ごちそうさまでした!!』と言うたあとプンとひねくれた。
亜衣子《あいこ》は、ものすごく困った表情であさやとののかに言うた。
「あさやくん、ののかちゃん…ごはんがたくさんのこっているわよ〜」
「フン!!」
「フン!!」
「困ったわね…きょうはあさやくんとののかちゃんのためにハンバーグを作ったのよ〜…どうして食べないの?」
「食べたくない!!」
「食べたくない!!」
「お願いだからごはんを食べてよ!!」
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
大広間に置かれている黒電話機からけたたましいベルが鳴り響いた。
あすなは、受話器をあげたあと電話の応対をした。
「園水《そのみ》でございます…ああ、お向かいの奥さま…友汰《ちょうなん》と京子《よめ》は家にいますかって?…友汰《ちょうなん》はお仕事の関係で帰りが遅くなると言ってました…京子《よめ》はクラス会に出席するので帰りは遅くなると言うてました…もしもし…京子《よめ》が市役所の児童福祉課の窓口にいたところを見たと言うのはどう言うことですか?…京子《よめ》が…あさやとののかの…義務教育免除を申請した?…もしもし、それはどう言うことでしょうか?…わたしは聞いてませんけど…もしもし…近くに小学校があるのになんでバス通学をしているのって…あさやとののかは近くにある小学校へ行ったらいじめを受ける恐れがあるので、(今治市中心部から7キロ先にあるガッコー)にしたのですよ!!…そのガッコーはユニークな教育法で子どもたちの個性を最大限引き出せる…カリキュラムはペースが遅い子に配慮する内容ばかりよ…近くにある小学校は詰め込み重視で中学受験向けの激むずかしい内容よ!!あさやとののかは頭が悪いから激むずかしい内容の授業についていけないのよ!!…なんで義務教育免除手続きを出したのか…と言うのが分からないのよ!!…毎朝バス停でののかが泣き叫んでいたのは、ガッコーに遅れそうになっただけよ…ことみとあさやが家で暴れたことについてはわからないわよ…どうしたいのと言うけど…あさやとののかを受け入れることができるガッコーはどこにもないのよ!!…こっちはすごく困っているのよ!!…ことみとあさやとののかの義務教育が免除されたことと大雅《さんなん》と慶斗《よんなん》が20代であるのにまだ大学生を続けていたなど…で頭がいたいのよ!!…お願いだからうちをいじめないでください!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れたあすなは、電話をガチャンと切ったあと右手で髪の毛をグシャグシャにかきむしった。
この時であった。
はじめは、怒った声で『ごちそうさまでした!!』と言うたあと席から立ちあがった。
その後、受話器を手にしたあとダイヤルを回した。
(ジー、ジー、ジー…プルルルルルル…カチャ…)
電話がつながったあと、はじめはにこやかな声で話した。
それから2分後にはじめは電話を切った。
あすなは、ものすごく怒った声ではじめに言うた。
「あなた!!」
「なんぞぉ〜」
「またキャバレーへ行くのね!!」
「そうだよ…うちにいたらむしゃくしゃするからキャバレーのねーちゃんに会いに行くのだよ!!」
「あなた!!」
「なんぞぉ!!」
「あなたは一体なにを考えているのよ!!」
「やかましい!!キャバレーへ行くのは家長の楽しみだ!!」
ものすごく怒った表情を浮かべていたあすなは、テーブルの近くに置かれていた桐のおひつをはじめに投げつけた。
(ガーン!!)
桐のおひつは、はじめの背中にぶつかったあと床の下に落ちた。
その後、桐のおひつは真っ二つに割れた。
同時に、中に入っていた白ごはんがあふれ出た。
はじめは、ものすごく怒った表情で言うた。
「ふざけるな!!テイシュの背中におひつをぶつけるとはなんだ!!」
「うるさいわねクソテイシュ!!ろくでなし!!浮気者!!」
「ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
(ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)
思い切りブチ切れたはじめは、テーブルごと食卓をぶち曲げた。
その後、はじめはいじけた声で言いながら家から出て行った。
「ふざけるなオラ!!この家の家族たちはよってたかってわしをいじめる気か!!」
あすなは、全身をブルブルと震わせながら怒り狂った。
亜衣子《あいこ》は、ものすごく困った表情で辺りを見渡した。
あさやとののかは、プンとひねた表情でひねくれていた。
家庭内は、危機的な状況におちいった。
……………………………
またところ変わって、東予港にて…
温大《はると》は、会社から出たあと家に帰らずに直接ここ(東予港)に来た。
温大《はると》は、夜10時前にここで海空《みく》と会う予定である。
温大《はると》は、待合室のとなりにある飲食店で定食を食べていた。
この日を境に温大《はると》は家で朝夕のごはんを食べなくなった。
……………………………
さて、その頃であった。
またところ変わって、温大《はると》の家の大広間にて…
テーブルの前にはじめ・あすな夫婦と亜衣子とあさやとののかが座っていた。
テーブルの上には、温大《はると》の好物であるハンバーグが置かれていた。
しかし、温大《はると》は食卓にいなかった。
友汰《ゆうた》は、お仕事上の関係で帰りが遅くなる…
京子は、高校の同窓会で帰りは遅くなる…
倫也《ともや》もまだ帰宅していなかった。
ことみは、荒れ果てた部屋の中に閉じこもっていた。
大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》は、まだ帰宅していなかった。
…で食卓にいなかった。
あすなは、ものすごく困った表情で言うた。
「温大《はると》は会社から出たあとどこへ行ったのかしら…きょうは温大《はると》の大好物のハンバーグを作ったのに…」
はじめは、怒った声であすなに言うた。
「おい!!やめろ!!」
あすなは、怒った声ではじめに言うた。
「あなた!!」
「なんぞぉ!!」
「あなたはそれでも子を持つ父親なの!?」
「あすな!!友汰《ゆうた》と温大《はると》と亜衣子《あいこ》と大雅《ひろまさ》と慶斗《けいと》をいつまで子供あつかいするのだ!!」
「年齢がいくつであっても、5人はアタシの子どもたちよ!!」
「オラオドレ!!5人をいつまでおりに閉じ込めておく気だ!?」
「人聞きの悪いことを言わないでよ!!」
「だまれ!!この家の家長はオレだ!!オドレは家長の言うことに従え!!」
「なんなのよあんたは!!」
「だまれ!!テイシュにたてつくな!!テイシュの言うことを聞け!!」
この時、あさやとののかが怒った声で『ごちそうさまでした!!』と言うたあとプンとひねくれた。
亜衣子《あいこ》は、ものすごく困った表情であさやとののかに言うた。
「あさやくん、ののかちゃん…ごはんがたくさんのこっているわよ〜」
「フン!!」
「フン!!」
「困ったわね…きょうはあさやくんとののかちゃんのためにハンバーグを作ったのよ〜…どうして食べないの?」
「食べたくない!!」
「食べたくない!!」
「お願いだからごはんを食べてよ!!」
この時であった。
(ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!)
大広間に置かれている黒電話機からけたたましいベルが鳴り響いた。
あすなは、受話器をあげたあと電話の応対をした。
「園水《そのみ》でございます…ああ、お向かいの奥さま…友汰《ちょうなん》と京子《よめ》は家にいますかって?…友汰《ちょうなん》はお仕事の関係で帰りが遅くなると言ってました…京子《よめ》はクラス会に出席するので帰りは遅くなると言うてました…もしもし…京子《よめ》が市役所の児童福祉課の窓口にいたところを見たと言うのはどう言うことですか?…京子《よめ》が…あさやとののかの…義務教育免除を申請した?…もしもし、それはどう言うことでしょうか?…わたしは聞いてませんけど…もしもし…近くに小学校があるのになんでバス通学をしているのって…あさやとののかは近くにある小学校へ行ったらいじめを受ける恐れがあるので、(今治市中心部から7キロ先にあるガッコー)にしたのですよ!!…そのガッコーはユニークな教育法で子どもたちの個性を最大限引き出せる…カリキュラムはペースが遅い子に配慮する内容ばかりよ…近くにある小学校は詰め込み重視で中学受験向けの激むずかしい内容よ!!あさやとののかは頭が悪いから激むずかしい内容の授業についていけないのよ!!…なんで義務教育免除手続きを出したのか…と言うのが分からないのよ!!…毎朝バス停でののかが泣き叫んでいたのは、ガッコーに遅れそうになっただけよ…ことみとあさやが家で暴れたことについてはわからないわよ…どうしたいのと言うけど…あさやとののかを受け入れることができるガッコーはどこにもないのよ!!…こっちはすごく困っているのよ!!…ことみとあさやとののかの義務教育が免除されたことと大雅《さんなん》と慶斗《よんなん》が20代であるのにまだ大学生を続けていたなど…で頭がいたいのよ!!…お願いだからうちをいじめないでください!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れたあすなは、電話をガチャンと切ったあと右手で髪の毛をグシャグシャにかきむしった。
この時であった。
はじめは、怒った声で『ごちそうさまでした!!』と言うたあと席から立ちあがった。
その後、受話器を手にしたあとダイヤルを回した。
(ジー、ジー、ジー…プルルルルルル…カチャ…)
電話がつながったあと、はじめはにこやかな声で話した。
それから2分後にはじめは電話を切った。
あすなは、ものすごく怒った声ではじめに言うた。
「あなた!!」
「なんぞぉ〜」
「またキャバレーへ行くのね!!」
「そうだよ…うちにいたらむしゃくしゃするからキャバレーのねーちゃんに会いに行くのだよ!!」
「あなた!!」
「なんぞぉ!!」
「あなたは一体なにを考えているのよ!!」
「やかましい!!キャバレーへ行くのは家長の楽しみだ!!」
ものすごく怒った表情を浮かべていたあすなは、テーブルの近くに置かれていた桐のおひつをはじめに投げつけた。
(ガーン!!)
桐のおひつは、はじめの背中にぶつかったあと床の下に落ちた。
その後、桐のおひつは真っ二つに割れた。
同時に、中に入っていた白ごはんがあふれ出た。
はじめは、ものすごく怒った表情で言うた。
「ふざけるな!!テイシュの背中におひつをぶつけるとはなんだ!!」
「うるさいわねクソテイシュ!!ろくでなし!!浮気者!!」
「ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
(ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガシャーン!!)
思い切りブチ切れたはじめは、テーブルごと食卓をぶち曲げた。
その後、はじめはいじけた声で言いながら家から出て行った。
「ふざけるなオラ!!この家の家族たちはよってたかってわしをいじめる気か!!」
あすなは、全身をブルブルと震わせながら怒り狂った。
亜衣子《あいこ》は、ものすごく困った表情で辺りを見渡した。
あさやとののかは、プンとひねた表情でひねくれていた。
家庭内は、危機的な状況におちいった。
……………………………