凪渡くん、このままじゃ溶けてしまいます【完全版】
「莉帆ちゃん。金曜日のお願いはね……」






「え! 今のがお願いじゃないの!?」






「これは俺が勝手にしただけだよ」





「そんなのズルすぎるでしょ!」





「あははっ、そうだね。でも、このお願いは聞いて欲しいな」





凪渡くんが優しく私の頬をなでて、愛おしそうな瞳で見つめている。

温かい手の感触を頬に感じて、何故かまた涙が溢れそうになる。









「こうやって莉帆ちゃんが泣きそうになったら、抱きしめられる距離にいて」








ギュッとベッドの上で凪渡くんが私を抱きしめる。
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