バッドエンド後の死に戻り転生悪役令嬢は、ヤンデレ皇帝の狂愛を受ける 私が救済の歌姫なんて、聞いてませんわ!
「これは、もしもの話……なのですけれど……」
「はい」
「愛を囁いてくる殿方が、前世で己の命を奪った殺人犯だったら……。あなたは、好きになれまして?」
「私が、お嬢様とまったく同じ立場なら……。きっと、愛します」
「どうしてか、聞いてもよろしいかしら?」
「お嬢様は殿下と婚約破棄を済ませたあと、リナリア様や彼の策略によって汚名を着せられそうになっていました。夜会であなたを守ってくださったのも、ゼヴァイツ公爵令息だと聞いています。そんな状態ではまともな殿方との良縁が結べるなど、到底思えません」
ラルラは、ダグラスがどれほど罪深い人間であったとしても、彼の手を取ることこそが私が幸せになれる唯一の方法だと言わんばかりに力説する。
私はどうにもその主張に納得できず、再度疑問を投げかけた。
「彼以外を好きになることは、間違いですの?」
「私が観察している限り、お嬢様に相応しい殿方は、ゼヴァイツ公爵令息以外にはいらっしゃらないかと……!」
ラルラは何度も、ダグラスが悪人ではなく善人であると訴えかけてきた。
「はい」
「愛を囁いてくる殿方が、前世で己の命を奪った殺人犯だったら……。あなたは、好きになれまして?」
「私が、お嬢様とまったく同じ立場なら……。きっと、愛します」
「どうしてか、聞いてもよろしいかしら?」
「お嬢様は殿下と婚約破棄を済ませたあと、リナリア様や彼の策略によって汚名を着せられそうになっていました。夜会であなたを守ってくださったのも、ゼヴァイツ公爵令息だと聞いています。そんな状態ではまともな殿方との良縁が結べるなど、到底思えません」
ラルラは、ダグラスがどれほど罪深い人間であったとしても、彼の手を取ることこそが私が幸せになれる唯一の方法だと言わんばかりに力説する。
私はどうにもその主張に納得できず、再度疑問を投げかけた。
「彼以外を好きになることは、間違いですの?」
「私が観察している限り、お嬢様に相応しい殿方は、ゼヴァイツ公爵令息以外にはいらっしゃらないかと……!」
ラルラは何度も、ダグラスが悪人ではなく善人であると訴えかけてきた。