君に届け!〜ずっと前から好きでした〜
緊張から声が上擦ってしまう。凛は、目の前にいる男子生徒ーーー綾瀬蓮(あやせれん)のことが好きだ。入学式の際に一目惚れをし、彼を追いかけて音楽同好会に入部したほどである。
ちなみに音楽同好会とは、好きな音楽を語り合ったり、音楽を楽しく演奏したりする緩い活動内容の部活である。
「部活ない日でも、こうやって練習してんの?」
蓮がピアノの一番前にある机に座る。凛はドキドキと高鳴る胸を押さえながらコクコクと頷いた。
「練習しないと上手になれないし……」
「努力家じゃん!めっちゃすごいと思う!」
蓮が満面の笑顔を見せる。嫌味でも、嘘でもない、真っ直ぐで純粋な言葉と笑みだ。凛は嬉しく思いながらも、首を横に振る。
「そんなことないよ。私よりピアノ上手な人はもっともっと練習してるし」
「え〜。自信持ってもいいと思うのにな〜」
蓮はそう言いながら机の上に本を広げる。何の本かなと凛は気になり、蓮の方を見る。本のタイトルは「初めての作詞作曲」だった。
ちなみに音楽同好会とは、好きな音楽を語り合ったり、音楽を楽しく演奏したりする緩い活動内容の部活である。
「部活ない日でも、こうやって練習してんの?」
蓮がピアノの一番前にある机に座る。凛はドキドキと高鳴る胸を押さえながらコクコクと頷いた。
「練習しないと上手になれないし……」
「努力家じゃん!めっちゃすごいと思う!」
蓮が満面の笑顔を見せる。嫌味でも、嘘でもない、真っ直ぐで純粋な言葉と笑みだ。凛は嬉しく思いながらも、首を横に振る。
「そんなことないよ。私よりピアノ上手な人はもっともっと練習してるし」
「え〜。自信持ってもいいと思うのにな〜」
蓮はそう言いながら机の上に本を広げる。何の本かなと凛は気になり、蓮の方を見る。本のタイトルは「初めての作詞作曲」だった。