好き
私、君のこと好き。

入学式で誰かと仲良くなれること、期待してたけど、やっぱり何もなかった。
いつもそう。期待しても何も起こらない。

学校初日は、流石に緊張した。
みんな友達ができているし、私から話しかけられないし、どうしたらいいのかわからなかった。

科学の授業の席を決めた。私の隣は、青木さんだった。手が大きかった。一緒の机の前田さんとも話した。可愛い女の子だと思ったし、前髪すごいまっすぐ。

高校生でも掃除の時間が、あるのかって感じ。しかも、体育館の倉庫とか、遠くて嫌だと思ったけど、青木さんと一緒だった。

今日まで名簿順だったけど、席替えがあった。青木さんが隣になった。ちょっと気まずかった。あっちもきっと、またこいつか、って思ってる。

今日はお腹が痛かったから、掃除中ずっとうずくまってたら、青木さんが声掛けてくれた。大丈夫?って。優しかった。でも恥ずかしかった、理由言うわけにもいかないし。

今日のグループワーク、それ違うなって思ったこと言えなかったら、青木くんが私にも質問してくれた。優しいと思った。あと、君呼びでいいよって言ってくれた。嬉しかった。

部活終わり、私と青木くんは部活も違うから、いつも会わないのに、何故か私を待ってた。なんで?って聞いたのに、はぐらかされた。でも並んで歩いて帰った。

期待しちゃいけないって、わかってる。だって青木くんはみんなと仲良いし、この前だって女の子と話してた。私とたまたま席が近かったりしただけだってこと、わかってる。どうしたらいいのかな、この気持ち。

青木くんと毎日挨拶するようになった。私毎回変な顔してないかな。

青木くん、私より身長高いから話す時の目線合わせるためにいつもすごく顔を覗いてくる。恥ずかしい。



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