転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
街を歩いていろいろな人と話をし、馬車に戻った時にはすっかりくたびれ果てていた。でも、嫌な疲れではない。
「どうだ? いいとこだろ?」
と、ふたりに街を案内してくれたジョイは得意げな顔をしていた。
「うん、皆いい人だね」
とアーゲルは言ったものの、ユリアにはわかってしまった。まだ、彼は、他の人達に気を許したわけではない。
「おし、じゃあ最後の目的地な」
もう夕方になろうとしているのに、ジョイはどこに行こうと言うのだろう。来た時同様ジョイの膝から外の景色を眺めていたら、どんどん街の外の方へと向かっている。
「ジョイ、どこに行くの?」
「いいから、いいから」
たずねるユリアの頭を撫でたジョイは、上機嫌だ。やがて馬車は、丘を登り始めた。
丘の頂上で馬車が停められる。
「ほら、ふたりとも降りてこいよ」
真っ先に飛び出したジョイは、手を差し伸べた。ユリア、アーゲルと続けて降りる。
「……わあ」
「すごい!」
ユリアは目を丸くし、アーゲルは素直に感嘆の声を上げた。街が、夕日を受けてオレンジ色に染まっている。ここから見る領都は、とても美しかった。
「どうだ? いいとこだろ?」
と、ふたりに街を案内してくれたジョイは得意げな顔をしていた。
「うん、皆いい人だね」
とアーゲルは言ったものの、ユリアにはわかってしまった。まだ、彼は、他の人達に気を許したわけではない。
「おし、じゃあ最後の目的地な」
もう夕方になろうとしているのに、ジョイはどこに行こうと言うのだろう。来た時同様ジョイの膝から外の景色を眺めていたら、どんどん街の外の方へと向かっている。
「ジョイ、どこに行くの?」
「いいから、いいから」
たずねるユリアの頭を撫でたジョイは、上機嫌だ。やがて馬車は、丘を登り始めた。
丘の頂上で馬車が停められる。
「ほら、ふたりとも降りてこいよ」
真っ先に飛び出したジョイは、手を差し伸べた。ユリア、アーゲルと続けて降りる。
「……わあ」
「すごい!」
ユリアは目を丸くし、アーゲルは素直に感嘆の声を上げた。街が、夕日を受けてオレンジ色に染まっている。ここから見る領都は、とても美しかった。