転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「……俺が、一番好きな景色なんだ。これを見ると、辺境伯家の息子として頑張らなくちゃなという気になる」
照れくさそうに、指先で頬をかきながらジョイは言った。ユリアは、そっとジョイの顔を見上げてみる。
照れているのもあるのだろうけれど、それ以上に誇らしそうな顔。
「どうして、僕達をここに連れてきたの?」
「ん? なんとなく、この光景を見ておいてほしくてさ。いつか……ふたりがここを出て行ったとしても、俺が一番好きだと思う景色を覚えておいてほしいっていうか」
そう言ったジョイに、アーゲルはそれ以上何も言わなかった。ただ、そっと彼の腕に自分の腕を置いただけ。
その日の夜。ベッドでごろごろしながらユリアはアーゲルにたずねてみた。
「にいちゃ、あたしは、この辺境伯領の人達なら信じてもいいと思うの」
柔らかなベッドに横たわったら、あっという間に眠気が押し寄せてくる。今日は朝から楽しかった。
子供達と思いきりはしゃいで遊んで、街歩きをして。街の人達から持たされたお土産は、辺境伯夫妻にも見せた。
クッキーは、明日のおやつに食べると決まっている。
照れくさそうに、指先で頬をかきながらジョイは言った。ユリアは、そっとジョイの顔を見上げてみる。
照れているのもあるのだろうけれど、それ以上に誇らしそうな顔。
「どうして、僕達をここに連れてきたの?」
「ん? なんとなく、この光景を見ておいてほしくてさ。いつか……ふたりがここを出て行ったとしても、俺が一番好きだと思う景色を覚えておいてほしいっていうか」
そう言ったジョイに、アーゲルはそれ以上何も言わなかった。ただ、そっと彼の腕に自分の腕を置いただけ。
その日の夜。ベッドでごろごろしながらユリアはアーゲルにたずねてみた。
「にいちゃ、あたしは、この辺境伯領の人達なら信じてもいいと思うの」
柔らかなベッドに横たわったら、あっという間に眠気が押し寄せてくる。今日は朝から楽しかった。
子供達と思いきりはしゃいで遊んで、街歩きをして。街の人達から持たされたお土産は、辺境伯夫妻にも見せた。
クッキーは、明日のおやつに食べると決まっている。