転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「僕、こういう遺跡とかダンジョンとかはよく知らなかったから、一緒に来られて嬉しいな」
「お? アーゲルはダンジョンに興味があるのか?」
肉を切り分けていたクヴァールは、アーゲルの方に興味深そうな目を向けた。
「クヴァール、手が止まってる。あたしが切ろうか?」
「自分でやるって」
ユリアはもう、自分に割り当てられた野菜は切り終えてしまった。クヴァールの分も手伝ってやろうかと手を伸ばそうとしたら、ひょいとその手を遠ざけられる。
「興味はあるよ。中では、いろいろなものが見つかるんでしょ? 僕、冒険者になろうと思ってるんだよね」
「そっかあ、じゃあその時は俺と一緒にダンジョンに入ろうぜ! いろいろ教えてやるから」
「うん、その時はお願いするかも」
アーゲルは今六歳。十五歳で成人だから、その頃冒険者になるとする。その時、クヴァールは二十四歳。冒険者としては脂が乗った頃だろう。
(……いいかも)
初心者だけでパーティーを組むのではなく、最初のうちは信頼できる相手に指導を受けるのも大切なことだ。よく知っている人達に指導を受けられるのなら、その方がユリアとしても安心だ。
「お? アーゲルはダンジョンに興味があるのか?」
肉を切り分けていたクヴァールは、アーゲルの方に興味深そうな目を向けた。
「クヴァール、手が止まってる。あたしが切ろうか?」
「自分でやるって」
ユリアはもう、自分に割り当てられた野菜は切り終えてしまった。クヴァールの分も手伝ってやろうかと手を伸ばそうとしたら、ひょいとその手を遠ざけられる。
「興味はあるよ。中では、いろいろなものが見つかるんでしょ? 僕、冒険者になろうと思ってるんだよね」
「そっかあ、じゃあその時は俺と一緒にダンジョンに入ろうぜ! いろいろ教えてやるから」
「うん、その時はお願いするかも」
アーゲルは今六歳。十五歳で成人だから、その頃冒険者になるとする。その時、クヴァールは二十四歳。冒険者としては脂が乗った頃だろう。
(……いいかも)
初心者だけでパーティーを組むのではなく、最初のうちは信頼できる相手に指導を受けるのも大切なことだ。よく知っている人達に指導を受けられるのなら、その方がユリアとしても安心だ。