転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
つまりは、なにか似たような用途を持った魔道具が見つかって開発に応用できるのを期待するしかないというのが現状だ。
だからこそ、辺境伯も魔術師を集めてアーゲルの技術の再現を狙っていたわけで。
「でも、あたしとにいちゃがいたらなんとかなりそうな気がしない?」
昔の魔道具について書かれた本をユリアが読めば、魔道具に関する知識はある程度集められる。
魔道具に魔術語や魔術式を書くのはアーゲルがやる。魔力を持っている彼がいれば、魔道具制作そのものはさほど難しくないはず。
(……それに)
アーゲルが魔道具を開発したら、携帯スープをもっとたくさん売り出せるだろう。そうなれば、辺境伯家の役に立てる。
それだけではない。辺境伯家の中で地位を確固たるものにすれば、伯爵家がアーゲルやユリアを取り戻そうとしても、辺境伯家が『ふたりは渡さない』と対抗しやすくなるかもしれない。
それは、ユリアの希望的観測に過ぎないのかもしれないけれど。
「……やってみる価値はあるかも」
「にいちゃもそう思う?」
「うん、ありかもしれないね」
とは言ったものの、どこから手をつけたらいいものやら。
だからこそ、辺境伯も魔術師を集めてアーゲルの技術の再現を狙っていたわけで。
「でも、あたしとにいちゃがいたらなんとかなりそうな気がしない?」
昔の魔道具について書かれた本をユリアが読めば、魔道具に関する知識はある程度集められる。
魔道具に魔術語や魔術式を書くのはアーゲルがやる。魔力を持っている彼がいれば、魔道具制作そのものはさほど難しくないはず。
(……それに)
アーゲルが魔道具を開発したら、携帯スープをもっとたくさん売り出せるだろう。そうなれば、辺境伯家の役に立てる。
それだけではない。辺境伯家の中で地位を確固たるものにすれば、伯爵家がアーゲルやユリアを取り戻そうとしても、辺境伯家が『ふたりは渡さない』と対抗しやすくなるかもしれない。
それは、ユリアの希望的観測に過ぎないのかもしれないけれど。
「……やってみる価値はあるかも」
「にいちゃもそう思う?」
「うん、ありかもしれないね」
とは言ったものの、どこから手をつけたらいいものやら。