転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
(……気のせいか)
なんとなく、彼女は怪しいように見えたけれど。
このところ、辺境伯領には様々な人が出入りするようになっている。もしかして、疑心暗鬼になっているのかもしれない。
女性のことは頭から追い払い、ユリアは紙を一枚取り出した。
(携帯スープの味を増やしたいんだよねえ……)
今は、三種類。
もっと他のスープも欲しいと思う。そこで、頭の中で前世で見たレシピを検索しているところだった。
(鶏出汁のスープもいいよね、あとは……)
鶏を使ってもいいし、食べられる魔物を使ってもいい。あとは中にどんな野菜を入れるかだ。
思い出したレシピを次から次へと紙に記していく。この中から、実現可能なものを試作してみよう。
料理のことなら料理長だ。味見をするのに、アーゲルにも感想を聞きたい。
「……にいちゃのところに行こう」
レシピを書いた紙を手に、ユリアは勢いよく立ち上がった。
◇ ◇ ◇
工場では、たくさんの人が働いている。
アーゲルは、魔道具がきちんと動作しているかを確認するために、工場にいた。
なんとなく、彼女は怪しいように見えたけれど。
このところ、辺境伯領には様々な人が出入りするようになっている。もしかして、疑心暗鬼になっているのかもしれない。
女性のことは頭から追い払い、ユリアは紙を一枚取り出した。
(携帯スープの味を増やしたいんだよねえ……)
今は、三種類。
もっと他のスープも欲しいと思う。そこで、頭の中で前世で見たレシピを検索しているところだった。
(鶏出汁のスープもいいよね、あとは……)
鶏を使ってもいいし、食べられる魔物を使ってもいい。あとは中にどんな野菜を入れるかだ。
思い出したレシピを次から次へと紙に記していく。この中から、実現可能なものを試作してみよう。
料理のことなら料理長だ。味見をするのに、アーゲルにも感想を聞きたい。
「……にいちゃのところに行こう」
レシピを書いた紙を手に、ユリアは勢いよく立ち上がった。
◇ ◇ ◇
工場では、たくさんの人が働いている。
アーゲルは、魔道具がきちんと動作しているかを確認するために、工場にいた。