転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「父上、母上……幸い、『星を守る者』は今、領都にいる。彼らの協力もあおぐって言うのはどうだ?」
携帯スープを作るための魔道具の開発にティリスとロスティが協力しているということもあり、彼らはしばらく遠出する依頼は受けていなかった。
彼らと共に、伯爵家に向かうというのはどうだろうというのがジョイの提案だった。
「辺境伯家が伯爵家に無断で手出しするのは、まああれだけど、たまたま『冒険者』がその場にいたら魔物討伐をしてもおかしくはないだろう? ソロでやってる冒険者と辺境伯家の息子が同一人物だって知っているのはそう多くないしな」
伯爵家の人達に気付かれる可能性は大だけれど、とジョイは笑う。だが、伯爵領に赴くのを忌避している気配はなかった。
「……いいの?」
アーゲルが、不安そうな顔になっている。自分達が行くとは言い出したものの、辺境伯家に負担をかけるのもわかっているのだろう。
「……近いうちにやらかすと思っていたんだ。あの女からいろいろと話も聞けたしな」
「話?」
ユリアがおうむ返ししたら、ジョイは教えてくれた。
携帯スープを作るための魔道具の開発にティリスとロスティが協力しているということもあり、彼らはしばらく遠出する依頼は受けていなかった。
彼らと共に、伯爵家に向かうというのはどうだろうというのがジョイの提案だった。
「辺境伯家が伯爵家に無断で手出しするのは、まああれだけど、たまたま『冒険者』がその場にいたら魔物討伐をしてもおかしくはないだろう? ソロでやってる冒険者と辺境伯家の息子が同一人物だって知っているのはそう多くないしな」
伯爵家の人達に気付かれる可能性は大だけれど、とジョイは笑う。だが、伯爵領に赴くのを忌避している気配はなかった。
「……いいの?」
アーゲルが、不安そうな顔になっている。自分達が行くとは言い出したものの、辺境伯家に負担をかけるのもわかっているのだろう。
「……近いうちにやらかすと思っていたんだ。あの女からいろいろと話も聞けたしな」
「話?」
ユリアがおうむ返ししたら、ジョイは教えてくれた。