転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
それは、今では使う人がほとんどいなくなった珍しい魔術。
そして、その魔術があればアーゲルひとりで魔物が発生している場所に行くことだってできる。止めても無駄なのだ。
「な、父上。こいつを止めるのは俺達には無理だと思うんだ」
「あたしも! あたしも行く!」
ユリアも両手を上げて宣言した。
大丈夫、辺境伯家の図書室に何冊もあった魔物辞典の中身も、完全に覚えている。魔物の姿さえ見れば、対処方法をその場で出せる。
「ユリアまで!」
グレイスは一瞬ぎょっとしたように声をあげたけれど、すぐに諦めた様子だった。
「そうね、あなた達を止めるのは無理ね……一度、やられているもの」
商人に正体がばれそうになった時、アーゲルはユリアを連れて一瞬にして消えた。
アーゲルの収納魔術の中には、食料だの野営道具だのが常に入っているから、やろうと思えばあのまま辺境伯家から去ることもできたのだ。
今回もアーゲルが納得しなかったなら、脱走してまで魔物討伐の場に向かうとこの場にいる全員が理解していた。
そして、その魔術があればアーゲルひとりで魔物が発生している場所に行くことだってできる。止めても無駄なのだ。
「な、父上。こいつを止めるのは俺達には無理だと思うんだ」
「あたしも! あたしも行く!」
ユリアも両手を上げて宣言した。
大丈夫、辺境伯家の図書室に何冊もあった魔物辞典の中身も、完全に覚えている。魔物の姿さえ見れば、対処方法をその場で出せる。
「ユリアまで!」
グレイスは一瞬ぎょっとしたように声をあげたけれど、すぐに諦めた様子だった。
「そうね、あなた達を止めるのは無理ね……一度、やられているもの」
商人に正体がばれそうになった時、アーゲルはユリアを連れて一瞬にして消えた。
アーゲルの収納魔術の中には、食料だの野営道具だのが常に入っているから、やろうと思えばあのまま辺境伯家から去ることもできたのだ。
今回もアーゲルが納得しなかったなら、脱走してまで魔物討伐の場に向かうとこの場にいる全員が理解していた。