転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
首がすっぱりと切り落とされていて、そこからは血が流れ落ちている。サールドは少し離れたところで震えているから、倒したのはアーゲルだろう。
「さすがでございます! サールド様!」
そこへ遅れてやってきたのは、サールドに剣を教えていた剣術教師だった。すっかり取り残されていたらしい。
「キラーコッコを一撃! 見事でございます!」
剣術教師は、腰を抜かしてへたりこんでいるサールドに駆け寄ると、大仰に褒めたたえた。
「あたし、魔物に襲われるところだったんだけど!」
死にかけたユリアは抗議したが、剣術教師はこちらには冷たい目を向けただけだった。サールドに対する腰の低さとはまったく違う。
「そんなところにいるのが悪いのだろう。サールド様の邪魔をするな!」
しっしとこちらを追い払うような仕草までする。ユリアの怒りは最高潮に達した。足をどんどん踏み鳴らすが、サールドも剣術教師もこちらには見向きもしない。
「ユリア、行こう」
「むぅ」
アーゲルが、ユリアの腕を引く。その場から遠ざかりながら、ユリアは問いかけた。
「にいちゃ。本当に、あの人がやったの?」
「さすがでございます! サールド様!」
そこへ遅れてやってきたのは、サールドに剣を教えていた剣術教師だった。すっかり取り残されていたらしい。
「キラーコッコを一撃! 見事でございます!」
剣術教師は、腰を抜かしてへたりこんでいるサールドに駆け寄ると、大仰に褒めたたえた。
「あたし、魔物に襲われるところだったんだけど!」
死にかけたユリアは抗議したが、剣術教師はこちらには冷たい目を向けただけだった。サールドに対する腰の低さとはまったく違う。
「そんなところにいるのが悪いのだろう。サールド様の邪魔をするな!」
しっしとこちらを追い払うような仕草までする。ユリアの怒りは最高潮に達した。足をどんどん踏み鳴らすが、サールドも剣術教師もこちらには見向きもしない。
「ユリア、行こう」
「むぅ」
アーゲルが、ユリアの腕を引く。その場から遠ざかりながら、ユリアは問いかけた。
「にいちゃ。本当に、あの人がやったの?」