転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「……伯爵領から移住してきた者もいるし、魔物の確保を依頼された冒険者の証言も得られる。なにより、殺した魔物の処分を組合に頼んでいたよな」
魔物の死体を放置しておくわけにもいかない。そのまま伯爵家で焼却処分したものもあるが、冒険者組合に解体を発注したものもあるらしい。
「……それはっ!」
「あ、ちなみに今のはもう王家に報告済みだから。伯爵家が手をこまねいていたのも合わせて通達してある――武の家にしては、お粗末だったな」
「何を! 何を!」
頭に血が上ったのか、伯爵はいきなり剣を抜いた。
立ち上がったジョイに向かって、切りかかろうとする――が、ガツン! と目に見えないなにかに伯爵はしたたかに鼻先を打ち付けた。
「なんだ、これは」
「僕の結界。いろいろと便利なんだよね、これ」
「俺の出番を奪うなよ……」
ため息をついて腰を下ろしたジョイの横で、アーゲルはにやり。アーゲルの結界は、何も通さない。伯爵の攻撃ぐらいでは壊すこともできないのだ。
魔物の死体を放置しておくわけにもいかない。そのまま伯爵家で焼却処分したものもあるが、冒険者組合に解体を発注したものもあるらしい。
「……それはっ!」
「あ、ちなみに今のはもう王家に報告済みだから。伯爵家が手をこまねいていたのも合わせて通達してある――武の家にしては、お粗末だったな」
「何を! 何を!」
頭に血が上ったのか、伯爵はいきなり剣を抜いた。
立ち上がったジョイに向かって、切りかかろうとする――が、ガツン! と目に見えないなにかに伯爵はしたたかに鼻先を打ち付けた。
「なんだ、これは」
「僕の結界。いろいろと便利なんだよね、これ」
「俺の出番を奪うなよ……」
ため息をついて腰を下ろしたジョイの横で、アーゲルはにやり。アーゲルの結界は、何も通さない。伯爵の攻撃ぐらいでは壊すこともできないのだ。