転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
「伯爵。僕とユリアは、もう正式に辺境伯家の子になってるよ。王家も認めてくれた。これ以上、僕とユリアに手を出すようなら、次は容赦しないから」
アーゲルの手に、小さな炎の玉が生まれる。その玉を手のひらで転がしながら、アーゲルは笑った。
「……あたし、あの家嫌いだった。辺境伯家は……あたし達を大切にしてくれるの。あたしのことを大好きって言ってくれるお兄様ももう一人できたし」
にっこりと微笑んだユリアは、ジョイに抱き着いた。サールドみたいに魔物をけしかけてくるようなことはしない。ユリアの大切なもうひとりの兄だ。
「……今後は手出し無用だ。あと、近々王宮に呼び出されることになると思うぞ」
その言葉に、伯爵はその場に崩れ落ちる。
「ざまーみろ!」
「自分の子供を見捨てるからそうなる」
「魔物を街に向かわせているような領主ならいらないよな!」
その場にいた冒険者達や街の人達が口々に言う。
「煩い!」
彼らの方に叫んだ伯爵だったけれど――アーゲルの転移魔術で、屋敷まで一瞬にして送り届けられたのだった。
「にいちゃ、なんでわざわざ送ってあげたの?」
アーゲルの手に、小さな炎の玉が生まれる。その玉を手のひらで転がしながら、アーゲルは笑った。
「……あたし、あの家嫌いだった。辺境伯家は……あたし達を大切にしてくれるの。あたしのことを大好きって言ってくれるお兄様ももう一人できたし」
にっこりと微笑んだユリアは、ジョイに抱き着いた。サールドみたいに魔物をけしかけてくるようなことはしない。ユリアの大切なもうひとりの兄だ。
「……今後は手出し無用だ。あと、近々王宮に呼び出されることになると思うぞ」
その言葉に、伯爵はその場に崩れ落ちる。
「ざまーみろ!」
「自分の子供を見捨てるからそうなる」
「魔物を街に向かわせているような領主ならいらないよな!」
その場にいた冒険者達や街の人達が口々に言う。
「煩い!」
彼らの方に叫んだ伯爵だったけれど――アーゲルの転移魔術で、屋敷まで一瞬にして送り届けられたのだった。
「にいちゃ、なんでわざわざ送ってあげたの?」