転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
と、ティリスが空を見上げてつぶやく。
「それなら、僕に任せてください」
と立候補したアーゲルは、それから口の中でもごもごとなにかつぶやいて腕を振った。
(あれ、いつの間に)
アーゲルの手には、指揮棒のようなものが握られていた。アーゲルはそんなものは使わないけれど、普通は魔術を使う時には杖や指輪といった魔術を発動するのに必要な道具が必要なんだっけ。
「すごいわ!」
感嘆の声をあげたのはロスティだ。残念ながら、ユリアはアーゲルが何をやっているのかわからない。ロスティには、何が見えているのだろう。
「結界が張れるのね、あなた」
「攻撃魔術もちょっと」
「だからかあ、あれを獲物って言ってたの」
と、燃料を抱えてきたクヴァールが口を挟む。獲物は、先ほど彼らが討伐した魔物だ。解体して、必要な素材も確保済みである。
「にいちゃの魔術なら、あんなの簡単。お野菜、くださいな」
同行するのならば、それなりに働こうと思っている。
アーゲルとのふたり旅に他の人は面倒だと思っていたけれど、アーゲルが受け入れたのならばユリアも受け入れなければ。
「ユリア、料理できるんだ?」
「それなら、僕に任せてください」
と立候補したアーゲルは、それから口の中でもごもごとなにかつぶやいて腕を振った。
(あれ、いつの間に)
アーゲルの手には、指揮棒のようなものが握られていた。アーゲルはそんなものは使わないけれど、普通は魔術を使う時には杖や指輪といった魔術を発動するのに必要な道具が必要なんだっけ。
「すごいわ!」
感嘆の声をあげたのはロスティだ。残念ながら、ユリアはアーゲルが何をやっているのかわからない。ロスティには、何が見えているのだろう。
「結界が張れるのね、あなた」
「攻撃魔術もちょっと」
「だからかあ、あれを獲物って言ってたの」
と、燃料を抱えてきたクヴァールが口を挟む。獲物は、先ほど彼らが討伐した魔物だ。解体して、必要な素材も確保済みである。
「にいちゃの魔術なら、あんなの簡単。お野菜、くださいな」
同行するのならば、それなりに働こうと思っている。
アーゲルとのふたり旅に他の人は面倒だと思っていたけれど、アーゲルが受け入れたのならばユリアも受け入れなければ。
「ユリア、料理できるんだ?」