転生したけど捨てられそうなので、兄妹で楽しく生きることにします~超チートな家出兄妹は辺境で幸せ家族ができました~
『星を守る者』のリーダーであるゼバルは、口の重い人だった。最初の時、ユリア達に声をかけてきたのは例外のようだ。
けれど、弟や従姉妹達の様子には常に気を配っていて、頼れる人であるらしいというのはなんとなくわかる。
「ゼバルさん、塩入れすぎ。しょっぱすぎるのはよくない」
「だが、身体を動かした後だから……」
「しょっぱいのばかり食べてると、味がわからなくなる」
冒険者は肉体労働だから、塩気が欲しくなるのはわかる。
だが、塩を入れたら入れただけ美味しくなるというわけではないのだ。
「兄ちゃんが料理当番だった時は、だいたい濃いんだよなー。それで、水ざばっと入れて、味を調整するんだ。ユリア、これ食うか?」
と、クヴァールが差し出してきたのは林檎のような果実だ。先ほど、前方の偵察に行った時に見つけていくつか持って帰って来たそうだ。
「……ありがと」
彼らがよくしてくれるから、ユリアの警戒心も少しずつ薄くなりつつある。彼らに対して警戒心を持ち続けるのは難しい。
「明日には、村に泊まれるのよね。お風呂に入れるといいなあ」
けれど、弟や従姉妹達の様子には常に気を配っていて、頼れる人であるらしいというのはなんとなくわかる。
「ゼバルさん、塩入れすぎ。しょっぱすぎるのはよくない」
「だが、身体を動かした後だから……」
「しょっぱいのばかり食べてると、味がわからなくなる」
冒険者は肉体労働だから、塩気が欲しくなるのはわかる。
だが、塩を入れたら入れただけ美味しくなるというわけではないのだ。
「兄ちゃんが料理当番だった時は、だいたい濃いんだよなー。それで、水ざばっと入れて、味を調整するんだ。ユリア、これ食うか?」
と、クヴァールが差し出してきたのは林檎のような果実だ。先ほど、前方の偵察に行った時に見つけていくつか持って帰って来たそうだ。
「……ありがと」
彼らがよくしてくれるから、ユリアの警戒心も少しずつ薄くなりつつある。彼らに対して警戒心を持ち続けるのは難しい。
「明日には、村に泊まれるのよね。お風呂に入れるといいなあ」