アンコールはリビングで
今日はすこぶる身体の調子も良いし……週の始めだし、カフェインレスじゃない普通のコーヒーでもドリップして淹れようかな。
そんなことを思いながら、お気に入りのマグカップとドリップバッグを持って給湯室へ向かうと、そこには珍しい先客がいた。
「あれ、理紗? おはよう」
「……あ、凪。おはよー……」
寝不足そうに欠伸を噛み殺していたのは、同期の藤木 理紗(ふじき りさ)だ。
私と同じく新卒で入社した同い年の31歳。
入社以来、激務に耐えかねて転職する者、結婚を機に辞める者、別の道を歩む者……会社を去っていく同期は数知れず。
そんな中で、最前線に残り続けている彼女は、私にとって貴重な戦友だった。
そんなことを思いながら、お気に入りのマグカップとドリップバッグを持って給湯室へ向かうと、そこには珍しい先客がいた。
「あれ、理紗? おはよう」
「……あ、凪。おはよー……」
寝不足そうに欠伸を噛み殺していたのは、同期の藤木 理紗(ふじき りさ)だ。
私と同じく新卒で入社した同い年の31歳。
入社以来、激務に耐えかねて転職する者、結婚を機に辞める者、別の道を歩む者……会社を去っていく同期は数知れず。
そんな中で、最前線に残り続けている彼女は、私にとって貴重な戦友だった。